50年まであと一歩
(発団45周年記念式典の挨拶より '97.3.16)
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団委員長 小出力三郎 私たちの団が誕生して45年が経ちました。発団した昭和26年(1951年)という年は太平洋戦争の敗戦から6年が経って念願の講和条約が調印され、日本がようやく世界の仲間入りを許された年でした。その頃は、今とちがって食べるもの着るものも不足し国民は苦しい日常生活に耐えねばならない時代でしたので、折角隊ができてもスカウトたちは着る制服もなく、大人の古着のシャツやズボンを改良した自家製のユニホームを着て活動しておりました。今から思えばすべてが貧しい時代でした。 あれから45年。今日までの道程は決して平坦ではありませんでしたが、多くの人々のご理解とご援助によって、このような立派な団に成長しました。今日までご奉仕いただいた先人たちのご尽力に対し、改めて感謝の意を表したいと存じます。 5年前に40周年の記念式典を開催しみんなで喜びを分かち合いましたが、その後僅か5年もたたないうちに貴重な指導者であった横井時規氏と斉藤政男氏の二人を相次いで失ったことは、まことに痛恨の極みでありました。もし現存なれば今日の式典を一緒に喜び合えたのにと、返すがえすも残念でなりません。これからも、お二人の遺志を引き継いで、ますますスカウト活動に精進していきたいと存じます。「継続は力なり」といいます。発団50年まであと一歩、半世紀への節目に向かって皆で力を合わせ、光の道を進んでいきたいと思います 弥 栄
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