平成9年 海外親善旅行感想文 (第14回国際キャンポリ-)



Tくん(中学3年生)

(1日目)

 桜新町に集まってくる仲間を見るとまだアメリカヘ行くと言う実感は無いようだ。結団式の後、電車、リムジンバスで空港へ。いざアメリカに着くとここは本当にアメリカであろうか?と思えてくる、まだ、実感が湧いてこない。入国審査で思いも寄ちない事がおきた。英語で質間をされたのである、簡単な英語だったが、答える事ができ相手が「VERY GOOD」と言ってくれてアメリカにいるという実感とともに英語と日本語の壁が無くなった。


(2日目)

 今日からホームステイと言う事で、あまり眠れなかった。バスでデザートパシフィツク連盟に行った。着くと直ぐホストファミリーに紹介された。僕たちのホストファミリーは他の人達とは比べものにならないほど長身の人だった、特に父親は2mは有るのではないかと思えた、家はとても広かった、そのスケールの大きさに自分は、アメリカの国柄を感じ、日本人に生まれた事を少し後悔ながらこの国の環境の中に入っている自分が嬉しかった。


(3日目)

 ホームステイにも慣れて、自分のやりたい事を言えるようになってプールに入った。隣人らしき女の子が遊びに来た。その女の子の家に行くとその子の両親が、見ず知らずの僕たちを快く受け入れてくれて、僕たちが日本のボーイスカウトという事を知ると、とても感心したようだった。


(4日目)

 今日はいよいよキャンボリーの日だった。普通は期待で眠れなくなるが、なぜかグヅスリ眠れた。11時ごろになっても準備する気配が無いので聞いてみると、なんと4時に皆で集まって行くと言う。それでは、着くのが5時半頃になってしまう、現地に着くと、既に設営している隊や遅くなってくる隊もある、指定時間に間こ合えばよいと言う豪快さがアメリカという感じがした。


(5日目)

 この日のプログラムは、英語オンリーだづたのが辛かった。メヨシコ人やアメリカ人には、それぞれのプログラムの説明を各隊で話していたが、日本語で説明してくれる人はいない、当然スペイン語は話せないし、現地人対象なので、中学生には速やすぎる英語を聞きとらなけねばならない事だった。大人は知らない文法を使ってくるので、わかりにくい。前回のサンデイゴ訪間で当時SS隊の松崎君が「芸能人の気分が味わえる」と言っていた。全くそのとおりで、出歩くと20人近くの人間に囲まれるのである。


(6日目)

 Troof362の人達と、もう会えないと言う思いが頭をよぎったりしたが、次第こまた会えると思えるようになってきた。でも、さすがにいざ別れるという時には、こみ上げてくるものがあった、「さよならパーテイー」の時住所を交換し、ホテルまで送ってもらっていた車の中でも切ないものがあった。


(7日目)

 この日は、デイズニーランドだ、久しぶりに日本語で思いっきり話せる事がうれしかった。キャンポリーで交換したTシャツを着ていたためか、アメリカのスカウトが話し掛けてきた。比較的日本人が少なかったので、何もかもが新鮮な感じがした。


(8日目)

 この日は、ユニバーサルスタジオだった。しかし、日本人(?)ばかりだったのが少し残念だった。アトラクションの大きさには驚いた。


(9日目)機内泊日本へ

【感想】

 日本に帰ってきて、団委員長に「皆顔つきが変わった」と言われた、顔つきは分からないが、全員が確実に人間として成長したという実感は持てた。僕らが過ごした生活は、アメリカ人もしくはアメリカという国を言葉の壁なんか関係無いと恩えるほど感じたし、充実していた。間違いなく、今までで最高の経験だった。